ディズニーランドには行ったことがあるけど、鈴鹿サーキットの遊園地(モートピア)に行ったことがないという人は多いのではないでしょうか。
ただこの鈴鹿サーキットのモートピア、小学校に上がる前のお子さんがいる家族にとっては、一日を全力で遊びつくすことが出来るとても良いレジャースポットだったんです。
そこで今回は、そんな鈴鹿サーキットの遊園地のモートピアを遊びつくすために知っておきたい裏技的節約術やモートピアの攻略法、混雑情報、駐車場情報などの9つのポイントについてお話していきます。
遊びつくすには丸2日かかるぐらいアトラクションが多い
鈴鹿サーキットの遊園地であるモートピアは、F1などが開催される鈴鹿サーキットの”おまけ”として併設されている遊園地だと思っている人が多いと思いますが、そう思ってなめてかかるといけません(笑)
モートピアのアトラクションの数(約30種類)は、ディズニーランド(約40種類)には劣るものの、ディズニーシー(約28種類)と同じぐらいの多さ。
すべてのアトラクションを乗りつくすには、丸2日ぐらいかかると思っておくと良いでしょう。
また、夏季になるとアクアアドベンチャーというスライダーなどが併設されている大型プール(別料金、7~8月のみ)もアトラクションのラインナップに加わります。
この大型プールは結構広くて、たくさん遊べる場所なので、一度入ると丸一日かけて遊びきるような感じになります。
もし、モートピア(遊園地)エリアも一緒に遊びたい場合は1泊2日でプランを練るか、子供達の体力を考えて、体力をたくさん使うアクアアドベンチャーエリアを午後に回すといった流れが良いでしょう。
ちなみに、個人的に鈴鹿サーキットらしくておもろいなぁと感じたアトラクションがこちら。
キッズバイク、そしてツーリングバイクへ
キッズバイクは、補助輪なしで自転車に乗れるようになった3歳以上の子供が、電動バイクの乗り方を教えてもらえるアトラクションです。
何が面白いかというと、このアトラクションは大人が一緒に入ることができないということ。
こんな感じで、子供達はスタッフから装具の付け方から、電動バイクの乗り方まで、丁寧に教えてもらっていきます。
そして、キッズバイクが上手に乗れるようになるとライセンスカードが発行され、晴れてその隣にあるツーリングバイクというコースを自由にツーリングできるアトラクションに乗れるようになります。
始めのうちは、キッズバイクのところでうまくバイクに乗れず、何度も壁に激突していた子供が、楽しそうにツーリングバイクで電動バイクにまたがってコースを走っているのを見ると、なんだか感動しました。
鈴鹿サーキットにおまけでくっついている遊園地で「半日ぐらいで全部回れるだろう・・・。」なんて思っていたら、「あ~、もっといろんな乗り物に乗りたかったのに~!!」という感じになってしまうこともありますから、ぜひ丸1日か、可能であれば丸2日かけて遊びきる予定を立てることをオススメします。
休日でもアトラクションの待ち時間は30~60分程度
鈴鹿サーキットの遊園地は、あまり知られていないことが幸いして、休日でもディズニーランドのよう混雑して、乗り物の待ち時間が2~3なんて事はありません。
平日でなくても普通のアトラクションなら10~15分ぐらいちょろっと並んでいれば乗れますし、人気のアトラクションでも待ち時間はだいたい45~60分ぐらい待てば乗ることができます。
また一日の中でも混雑するのは、開園から12時頃までと、1時から3時頃で、3時を過ぎると徐々に人が少なくなっていきます。
お昼ごはんを少し早くか、または少し遅らせて食べるのが、より多くのアトラクションに乗るコツです。
ただ、先ほど紹介したキッズバイクというアトラクションは、人気があること以外にバイクの乗り方を教えるのに時間がかかるため、並んでいる人の数の割に自分の番が来るまで時間がかかってしまう事がありますので、注意が必要です。
目安時間が書かれた看板がみんなの並んでいる列の横辺りに設置されていますから、それを見て待ち時間を把握しておきましょう。
ちなみに、混雑という点において、レストランは休日のお昼時でも席がなくて並ぶというような場面に遭遇したことはありませんでした。
また、平日のモートピアはアトラクションに列がほとんどないぐらいガラガラです。
休日の人出を100%としたら、振り替え休日などで月曜日がちょっと人が多くて50~60%ぐらい、そのほかの平日は20~30%程度です。
列に並んで待ったりするのがとにかく嫌で、行くからにはたくさんのアトラクションを楽しみつくしたいという人は、思い切って月曜以外の平日に休みを取って行くことをオススメします。
駐車場のゲートオープンはAM8時頃
鈴鹿サーキット直営駐車場のゲートオープン時間は、国際レーシングコースなどの方で大きなレースの大会などがない限り、基本的にAM8時頃となっています。
それよりも前に到着してしまった場合は、ゲート前のスペースに車を並べて待機しておけば良いでしょう。
ちなみに、鈴鹿サーキットの駐車場は、遊園地利用の場合、車中泊は不可(遊園地側の駐車場は夜7時ごろに閉鎖されるため)となっています。
鈴鹿サーキットに車中泊で行きたい場合は、近場の無料で利用できる車中泊スポットを利用すると良いでしょう。
>>【鈴鹿サーキット駐車場】開門時間や無料で車中泊できる場所まとめ
張り切って開園時間前にゲートに並ばなくてもOK
ディズニーランドなどの場合、開園時間前にゲートの前に並んで、家族で手分けして希望の乗り物のファーストパスを取りつつ、1つ目の乗り物にも並んでおくことが常識になっています。
ですが、鈴鹿サーキットの場合、ファーストパスのような乗り物を予約しておくサービスはありません。
休日でも開園してから10~15分ぐらいすれば、わざわざゲート前の列に並んでいなくてもすんなりと園内に入っていくことが出来ますので、早くからゲート前に並ばなくてもOKです。
どうしても子供達が「早く行きたい!」と言って聞かないのであれば、その列に並んでもいいと思いますが、できればその時点では体力を温存しておいて、人手が減ってくる夕方3~5時を遊びきることを意識したほうが、鈴鹿サーキットを満喫できると思いますよ。
子供は乗り放題のパスポート、大人は入園+のりものクーポン券が最も安い
鈴鹿サーキットの遊園地では、モートピアパスポート(大人4300円、子供2100円、幼児2100円)と呼ばれる入園+のりもの乗り放題のチケットを購入する人がほとんどです。
ですが、なるべく予算を安く抑えたいという場合は、以下の組み合わせでチケットを購入すると良いでしょう。
- 大人;入園料+のりものクーポン
- 子供;モートピアパスポート
詳細は、私達(大人2人、幼児2人、赤ちゃん1人)が鈴鹿サーキットで遊んだ時の例でお話していきます。
全員がモートピアパスポートを購入した場合
家族全員がモートピアパスポートを購入すると、単純に大人4300円×2、幼児2100円×2の合計12800円になります。
子供のみモートピアパスポート、大人は入園チケット+のりものクーポン券
まぁ、先ほどのように全員がモートピアパスポートを購入しても結構安いと思いますが、できるだけ安く済ませたい場合、モートピアパスポートが高い大人はそれを買わず、乗り物クーポン(最大30%OFF)を利用すると良いでしょう。
実際に私達5人が全力で丸一日かけて乗った乗り物とそののりものの料金(現金)をまとめてみると、このようになります。
※幼児2人はモートピアパスポートを購入しているので、料金を0円でカウントしています。
ここで、大人2人は合わせて4600円分の乗り物に乗っているわけですかが、モートピアの園内にあるチケットセンターで販売されている「 >のりものクーポン3,500円券(100円x45枚)」を利用すると、大人の乗り物料金は3500円(のりものクーポン代)+100円(現金払い)の3600円になります。
この話をまとめると・・・
- 大人の入園料;1700円×2人=3400円
- のりものクーポン;3500円
- 現金;100円
- 幼児のモートピアパスポート;2100円×2人=4200円
合計は11200円となり、先ほどの全員モートピアパスポートを購入した場合(12800円)より1600円安くなることが分かります。
また、鈴鹿サーキットの入園チケットや割引券は、鈴鹿サーキットのホームページやヤフオクなどで探せば結構ありますので、それらを活用すると予算を抑えて遊ぶことが出来ます。
特に赤ちゃんを連れていて、一人は赤ちゃんの面倒を見なければならないような場合は、この方法をオススメしますよ。
ただし、子供が小学生ぐらいの場合は、年齢制限もあまりなく、体力的にも家族全員でいろんな乗り物にどんどんのることが出来ると思いますので、その場合は全員がモートピアパスポートを購入したほうが安くなる可能性はありますので、その辺りはご自身で検討してみてください。
プッチコインを集めてポップコーンをゲット!
保育園や幼稚園ぐらいのお子さんと一緒にモートピアに行く場合、アトラクションで高得点を出したり、食事の後片付けをしたりするともらえる「プッチコイン」というメダルを集めるのも楽しみの一つです。
このプッチコインは2枚集めると、ポップコーン売り場でミニサイズのポップコーンと交換することができます。
私の子供なんかは、メダルをポップコーンに交換するよりメダルそのものがほしい(集めておきたい)らしく、ポップコーンに交換せずに持ち帰って集めていますが・・・。
プッチコインがもらえるところを事前に知っておけば、1日でも2~3枚は集めることができます。
ちなみに、鈴鹿サーキットのモートピア(遊園地)の中でもらえる場所は以下の4つです。
ルンルンバルーンで100点獲得(2枚)
「ルンルンバルーン」というアトラクションの中で、ゴール手前にある的に向かってボールを落とすゲームがあります。
このゲームで真ん中の100点のところにボールを入れることができると、プッチコインを2枚GETすることができます。
100点を獲得するためのコツは、強風が吹いている時以外はハンドルには触らずに、画面を見ながら「80点」の文字が真ん中に来た瞬間にボールを落とすボタンを押すことです。
100点の文字が画面の真ん中に来た時にボタンを押してしまうと、ボールが落下するのは100点を通り過ぎた後の60~80点になってしまいますよ。
モートピア内の食堂(1枚)
モートピアの中にある2ヶ所のレストラン(プッチタウンキッチン、ぶんぶんのパンケーキやさんのみ)で食事を終えた後、子供だけで食器を食器返却口まで返却すると、スタッフからプッチコインが1枚もらえます。
このお片づけのご褒美にプッチコインは、必ずもらえるプチイベントですし、自分で食器を片付けた後にプッチコインまでもらった子供は相当喜びますので、おすすめのプッチコインGET場所です。
おかたずけや、乗り物でがんばったらもらえる、小学生までの子供専用が対象のコイン『プッチ』がとてもうれしかったようで、○○だとプッチが貰える、とがんばり屋さんになりました。くれる時に、よくがんばったね、と褒めてもらえるのでニコニコで大喜び。記念に持ち帰っても良いし集めて景品と交換なんかもできるようです。
プートののりもの研究所(1枚)
これは有料(1000円、来場時に要予約)のアトラクションですが、プートの乗り物研究所で後片付けがちゃんとできたときにもプッチコインを1枚もらうことができます。
自分でカートを組み立てて、その後にその組み立てたカートに乗ったりすることもできますので、結構楽しいですよ。
パーク内でプッチコインがもらえる場所は上記の4ヵ所ですが、それ以外にもホテルなどでももらえる場所があるようですので、鈴鹿サーキットのホテルに宿泊もする場合は、以下のページもチェックしておきましょう。
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弁当はNGだがちょっとしたおかしや水筒はOK(かも・・・)
鈴鹿サーキットの遊園地は、基本的に飲食物の持ち込みは禁止されています。
ですが、これは私の経験上の話ですが、鈴鹿サーキットには手荷物検査がなく、ちょっとしたおかしや軽食、水筒などを持っていっても、注意されたりしたことは一度もありません。
園内で少しでも節約したいという人は、その辺りも検討してみてもいいのかもしれませんね。
ちなみに鈴鹿サーキットでオススメなのが、このキャラメル味のポップコーンです。
本来であれば、写真にあるようなバケットを1000円で購入して、中身のポップコーンを詰め替えていくのが一番お得なのですが、ディズニーランドなどで使っていたバスケットを持っていっても250円でポップコーンをパンパンになるまで詰めてくれます。
価格はディズニーランドの詰め替え(リフィル、500円)の半額ですし、(←このサービスはなくなってしまったようです・・・残念。)なによりこの鈴鹿サーキットのポップコーンはキャラメルの味が濃くて、病み付きになってしまうほどおいしいです。
ポップコーンを受取った瞬間、子供達がこんな感じで群がってくるほど(笑)
ただ、「きんちゃく(400円)」は冷めてしまっているので、できればバケットを持っていてて、できたて熱々のポップコーンを詰めてもらうことをオススメします。
F1のメッカ、国際レーシングコースの見学も無料でできる
鈴鹿サーキットが有名なのは、毎年秋にモータースポーツの頂点に立つF1が開催されるから。
おすすめしたいのが、このF1が走る国際レーシングコースの見学です。
年に数回ある大きなイベント以外は、この国際レーシングコースのスタンドの扉が無料開放されていて、そこで練習走行している車やバイクの様子を自由に観戦することができます。
ほとんどが一般の人達のフリー走行ですが、それでも爆音を響かせてものすごいスピードでコースを集会していますので、モータースポーツ独特のあの臨場感を体感することができますよ。
また、走行枠のタイミングが合えば、この本物のF1も走った国際レーシングコースをゴーカートで走ることができるサーキットチャレンジャー(有料、1500円)という乗り物もあります。
サーキットカートは毎日やっているというわけではありませんので、もし乗りたい場合はこちらのホームページで営業時間をチェックして置いてくださいね。
大人の遊び心をくすぐるアドバンスカートも忘れずに
鈴鹿サーキットのモートピアの中には、アドバンストカートと呼ばれる本格的なレーシングカートにレンタルで乗ることができるアトラクションがあります。
残念ながらこのアドバンスカートはモートピアのパスポートの対象外ではあるのですが、運転免許を持っている大人(持っていない場合は別途講習を受ける必要有り)であれば、時速54kmも出る本格的なカートに1700円(5周)から乗ることが出来ます。
普通のアトラクションでは心が躍ることの出来なかった大人(男の人が多いかな・・・)でも、このアドバンストカートなら子供の時のようなワクワクと躍動感を味わうことができます。
ちなみに、私はこのアドバンスカートのために鈴鹿サーキットに通っていた時期もあるぐらいです(笑)
ヘルメットやグローブなどの装具は無料でレンタルすることができますので、鈴鹿サーキットのモートピアに来たら、是非大人もこのアドバンスカートに乗ってみてくださいね。
最後に一言
今回は、鈴鹿サーキットの遊園地(モートピア)を遊びつくす9のポイントについてお話しました。
鈴鹿サーキットの遊園地のモートピアは、よく鈴鹿サーキットの”おまけ”として考えられがちですが、実際にモートピアに行ってみると、相当楽しめる遊園地だということがよく分かると思います。
できるなら1日だけとは言わず、丸2日遊ぶ予定を立ててモートピアに行きましょう。
子供だけではなく、大人もワクワクやドキドキを楽しめると思いますよ。
それでは!